黒姫ライジングサンホテルでノロウイルス食中毒!原因は?

目安時間:約 8分

長野県のホテルでノロウイルス集団食中毒

長野県信濃町のホテルに宿泊した子どもを含む86人が腹痛やおう吐などの症状を訴え、長野県はノロウイルスが原因の集団食中毒と断定してホテルの調理施設を3日間の営業停止処分になりました。

長野県信濃町にある「黒姫ライジングサンホテル」の調理施設で、25日まで3日間の営業停止処分。

今月の13日から14日にかけて、スキーをするためホテルに宿泊していた長野市や上田市などの86人が腹痛やおう吐などの症状を訴えており、78人が10代までの子どもで、36人は10歳未満だということですが、いずれも症状は軽いそうです。

配ぜん担当のアルバイト従業員2人からノロウイルスが検出され、長野県は集団食中毒と断定。アルバイト従業員の不十分な手洗いが原因かと思われます。

ノロウイルスは感染力が強いことから、手洗いの徹底や調理器具の殺菌など、食中毒の予防に努めるよう呼びかけています。

 

この時期はインフルエンザも恐いですが、ノロウイルスもかなり厄介で危険です。

 

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そもそもノロウイルスとは?

ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。

健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡するケースもあるので、非常に危険です。

 

ノロウイルスの具体的な対策方法は?

1.食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗う。

食事の前、トイレに行った後、下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換等を行った後(手袋をして直接触れないようにしていても)には必ず手洗いを行いましょう。

常に爪を短く切って、指輪等をはずし、石けんを十分泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄します。

すすぎは温水による流水で十分に行い、清潔なタオル又はペーパータオルで拭きます。

石けん自体にはノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。

消毒用エタノールによる手指消毒は、石けんと流水を用いた手洗いの代用にはなりませんが、すぐに石けんによる手洗いが出来ないような場合、あくまで一般的な感染症対策の観点から手洗いの補助として使用してください。

また、食品に直接触れる際には「使い捨ての手袋」を着用すると良いでしょう。

 

2.下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないように

食品への二次汚染を防止するため、食品取扱者は日頃から自分自身の健康状態を把握し、下痢やおう吐、風邪のような症状がある場合には、調理施設等の責任者(営業者、食品衛生責任者等)にその旨をきちんと伝えましょう。

下痢等の症状がなくなっても、通常では1週間程度長いときには1ヶ月程度ウイルスの排泄が続くことがあるので、症状が改善した後も、しばらくの間は直接食品を取り扱う作業をさせないようにしましょう。

 

3.胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないように

ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸で、12日以上前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例もあるそうです。

使い捨てのエプロン、マスクと手袋などを着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等(市販されている凝固剤等を使用することも可能)で静かに拭き取ります。

拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。

おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。

また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚気を行うことが感染防止に重要です。

子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱し
て食べましょう。

また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌の徹底を。

 

 

 

簡単にまとめると…

  1. しっかりと手を洗うこと
  2. この時期に下痢や吐き気を感じるときは、無理せずに休むこと
  3. 嘔吐物は感染しないように早めに処理して殺菌をすること

ということですね。

当たり前のことかもしれませんが、飲食店に勤めている方は正しい手洗いを徹底しないといけませんよね。

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どの時期にノロウイルス食中毒は発生しやすい?

一年を通して発生はみられますが、11月くらいから発生件数が増加しはじめ、12~翌年1月が発生のピークになる傾向があります。

食品中に含まれるウイルスを検出することが難しく、食中毒の原因究明や感染経路の特定を難しいものとしています。

 

ノロウイルスに感染すると、どのような症状になるの?

潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。

通常、これらの症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。

また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

ですが、吐いた物を喉に詰まらせて窒息して死に至る場合もありますので、注意が必要です。

 

発症した場合の治療法は?

現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はなく、体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行いましょう。

脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。

また、下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないほうが良いそうです。

 

まとめ

せっかくの楽しいスキー宿泊が、このような結果になってしまいお気の毒です。

幸いなことに、死者は出なかったとのことですが、この時期のノロウイルスや食中毒には十分注意したいですね。

また、インフルエンザの予防も兼ねて、日頃から手洗い・うがいは徹底したいと思います。




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